古びた寫(xiě)真館で店主を務(wù)める浜田秀夫()のもとに、ある日中年の男が現(xiàn)像をしにくる?!笇?xiě)真を見(jiàn)て驚かれると思いますが、他言しないでください。」男はそう言い殘して去っていく。出來(lái)上がった寫(xiě)真を見(jiàn)て浜田は驚愕する。そこにはこの世のものとは思えないほど美しい若い女の裸體が寫(xiě)っていた。浜田は一瞬にして寫(xiě)真の中の女に心を奪われてしまう。まるで寫(xiě)真の中から自分に微笑みかけてくるような…。寫(xiě)真の持ち主の名は河合譲司()。彼は寫(xiě)真に寫(xiě)る女、ナオミ(古川いおり)の両親から、まだうら若い少女の時(shí)分に彼女を”購(gòu)入”し、自分の理想とする女に育て上げて夫婦となる約束をしていた。時(shí)が経ち、ナオミは譲司の思惑通りに、まさに理想の女となった。しかし、好奇心旺盛な若い女が中年男に忠実でい続けられるはずもなく、若い男を度々家に招き入れるようになる。譲司は憤慨し、ナオミを家に閉じ込めてしまう...